114C64

静脈路確保の次に行うべき対応はどれか。

胃洗浄
気管挿管
血液透析
血液濾過
活性炭投与

解答: b

114C64の解説

a 中毒物質摂取後1時間以内に有効。
b 正しい。SpO2は97%と一見保たれているが、マスクにて酸素投与下での値であり何とも言えない。呼吸数が上昇しており、口腔内に吐物を認めていることと合わせ、気管挿管による気道確保が優先される。
c 血液中のカリウム、クレアチニン、尿素窒素等の値をみる限り、緊急で血液透析が必要な状況とは考えにくい。
d 血液中のカリウム、クレアチニン、尿素窒素等の値をみる限り、緊急で血液濾過が必要な状況とは考えにくい。
e 腸管を介した中毒物質の除去方法であり、迅速性に欠ける。気道確保より優先される処置とは思えない。

正答率:62%

テーマ:【長文2/3】カフェイン中毒患者に静脈路確保を行った後に行うべき対応

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