68歳の男性。労作時の呼吸困難を主訴に来院した。2年前から階段の昇降ですぐに呼吸困難が出現するようになったという。1年前から食欲もなく、半年間で体重が4kg減少したため、心配になり受診した。喫煙歴は30本/日を45年間。3年前から禁煙している。身長165cm、体重47kg。胸部エックス線写真で両側肺野に著明な透過性亢進を認め、胸部CTで両肺に低吸収域を認めた。呼吸機能検査で閉塞性障害を認めCOPDと診断された。
栄養療法の方針として適切でないのはどれか。
正答率:55%
テーマ:慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉患者への栄養療法の方針