114B7

右上肢に運動失調をきたす病変部位はどれか。

右放線冠
右中脳被蓋
右小脳半球
左延髄外側
左脊髄後索

解答: c

114B7の解説

a 錐体路障害により、左上下肢の麻痺をみる。
b 被蓋とは脳幹の背側領域を指す。大脳脚が障害された場合、錐体路障害により左上下肢の麻痺をみる。
c 正しい。小脳半球の病変により、同側の運動失調をみる。
d 延髄外側症候群〈Wallenberg症候群〉として有名。小脳失調を認めうるも、同側、すなわち左側に出現する。
e 脊髄後索には深部覚が走行する。ゆえに位置覚障害から運動失調をみられても矛盾はないが、その場合、同側すなわち左側に出現する。

正答率:63%

テーマ:右上肢に運動失調をきたす病変部位

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