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①小児用血算スピッツ、②小児用生化学スピッツ、③成人用生化学スピッツ、④滅菌スピッツ管、⑤小児用血液培養ボトル
ａ　正しい。キャップが紫色であり、血算（赤血球や白血球、血小板をみる）の小児用スピッツだ。
ｂ　キャップがオレンジ〜茶色であり、生化学（NaやKを測定する）の小児用スピッツだ。
ｃ　大きく、キャップがピンク色である。フィルム（凝固を促進する役割をする）と血清分離剤とが含まれており、成人用の生化学スピッツだ（生化学用のキャップは茶色のことが多いが、ピンク色のものを採用している医療機関もある。筆者は最初にこの写真をみた際に紫色に見えてしまい、血算かと勘違いしてしまった。が、血算用にフィルムや血清分離剤が含まれることはないのでそれは誤り。紫色キャップの生化学は存在しないため、提示された画像のキャップをピンク色と解釈せざるをえない）。
ｄ　尿や髄液、膿といった検体を入れる滅菌スピッツ管。
ｅ　小児用の血液培養ボトルである。好気性（グリーン〜青）と嫌気性（オレンジ）とに分かれている成人用血液培養ボトルと異なり、小児用は黄色キャップの好気性のものしか存在しない。