113F39

妊娠中の放射線被ばくについて正しいのはどれか。2つ選べ

妊娠早期の被ばくは人工妊娠中絶の適応になる。
胎児の奇形発生は閾値のある確定的影響とされる。
放射線業務従事者には線量限度が定められている。
胎児の奇形発生リスクは妊娠後期の被ばくで高い。
出生後の精神発達遅滞の発症リスクは妊娠後期の被ばくで高い。

解答: b,c

113F39の解説

a 妊娠早期の被ばくにより例え胎児奇形が発生したとしても、胎児事由による人工妊娠中絶は認められていない。
b 正しい。胎児の奇形発生は確定的影響である。
c 正しい。限度は設定されており、本ケースでは胎児を公衆の一員として扱う必要があるため、公衆の線量限度(1mSv/年)を準用し、1mSv/妊娠期間とする。
d 胎児の奇形発生リスクは妊娠早期の被ばくで高い。
e 出生後の精神発達遅滞の発症リスクは妊娠早期の被ばくで高い。

正答率:73%

テーマ:妊娠中の放射線被ばくについて

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