113E43

入院し加療を行ったところ、腎機能障害は改善したが、原疾患の進行により患者は終日ベッドに臥床し、ほぼ全ての日常生活動作に介助が必要な状態となった。本人と家族は介護保険の利用を希望している。

退院にあたり行う説明として、正しいのはどれか。

「認定された介護サービスの必要度に応じて保険給付を受けられます」
「申請手続きは都道府県の担当者に代行してもらえます」
「訪問看護は介護保険では利用できません」
「入院中は介護保険の申請ができません」
「手すりの設置は介護保険の適用外です」

解答: a

113E43の解説

a 正しい。要支援、要介護、等認定された介護サービスの必要度に応じて保険給付を受けられる。
b 申請手続きを家族や業者に代行してもらうこともできるが、都道府県の担当者が代行するといったサービスはない。そもそも申請窓口は市町村であり、「都道府県」と選択肢にあった段階で違和感を感じてほしい。
c 訪問看護も介護保険で利用可能。
d 入院中でも介護保険の申請は可能。
e 手すりの設置など、自宅改修費用も介護保険の適用範囲内である。

正答率:94%

テーマ:【長文2/2】退院にあたり行う説明

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