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113D12
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新生児期に光線療法の対象となる黄疸を生じるのはどれか。
a
新生児肝炎
b
胆道閉鎖症
c
先天性胆道拡張症
d
ABO血液型不適合
e
Dubin-Johnson症候群
解答: d
113D12の解説
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光線療法は間接ビリルビンが高値の際に行う治療法である。
a 肝炎では肝内胆管への分泌が障害されるため、グルクロン酸抱合は可能である。よって直接ビリルビンが上昇する。
b 胆道閉鎖症では胆道が閉鎖されるため、直接ビリルビンが上昇する。
c 先天性胆道拡張症では総胆管が拡張し胆汁うっ滞が起こる。そのため直接ビリルビンが上昇する。
d 正しい。IgGクラスの抗A抗体や抗B抗体を持つ母体の場合、抗体が胎盤通過し、児を攻撃することがある。それにより溶血がみられ、間接ビリルビンが高値となる。
e Dubin-Johnson症候群では直接ビリルビンが上昇する。
正答率:87%
テーマ:新生児期に光線療法の対象となる黄疸を生じる疾患
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