62歳の女性。便潜血の精密検査を目的に来院した。便潜血検査による検診を受け、1日目が陽性、2日目が陰性であったため、精密検査が必要と判定されて受診した。友人から「内視鏡検査は苦痛だ」と聞いており、内視鏡検査を受けることを躊躇している。便通は毎日あり、便柱狭小化はない。最近数年間で体重の明らかな増減はない。既往歴に特記すべきことはない。喫煙歴はなく、飲酒は機会飲酒。大腸癌の家族歴はない。身長155cm、体重56kg。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知せず、圧痛を認めない。
最も適切な対応はどれか。
正答率:92%
テーマ:内視鏡検査を躊躇する患者への対応