113B13

疾患と腹部診察所見の組合せで正しいのはどれか。

肝膿瘍 --------- 叩打痛
胆嚢炎 --------- 脾腫大
膵尾部癌 --------- 胆嚢触知
腹部大動脈瘤 --------- 腹壁静脈怒張
Krukenberg腫瘍 --------- 拍動触知

解答: a

113B13の解説

a 正しい。肝膿瘍で膿が貯留している場合、叩打痛をみる。108G61でも出題あり。
b 胆嚢炎と脾とは直接の関係がない。
c 膵頭部癌であればCourvoisier徴候により胆嚢を触知する。
d 腹部大動脈瘤と腹壁静脈とは関係がない。腹壁静脈が怒張する疾患としては肝硬変が有名だ。
e Krukenberg腫瘍は卵巣腫瘍であり、拍動は触知しない。

正答率:95%

テーマ:疾患と腹部診察所見の組合せ

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