112C41

10か月の乳児。お坐りができないことを心配した母親に連れられて来院した。4か月時に受けた健康診査では異常を指摘されなかった。

この児の神経学的評価に適しているのはどれか。

背反射
Moro反射
Landau反射
手掌把握反射
非対称性緊張性頸反射

解答: c

112C41の解説

お坐りができない10か月児。正常乳児では7か月を目安にお坐りができるはずで、やや遅れている。が、これを個人差の範囲と解釈するのか、それとも異常と捉えるべきなのか。もう少し他の情報が必要となる。「4か月時に受けた健康診査では異常を指摘されなかった」とのことで、5か月以降の発達指標をプラスで確認したい。
a・b・d・e すべて原始反射であり、遅くても6か月ころには消失する。これらが「消失していない」ことを示すのも一手かもしれないが、実臨床ではそのような遠回りなことはしない。103H10でも類題あり。左記類題でdを選ぶのは同様の理由から誤りとなる。
c 正しい。6か月ころから新規に出現する姿勢反射の1つ。冒頭に書いた「もう少し他の情報」に該当し、有益である。すぐ上で示した類題でもeが正解となっている。

正答率:82%

テーマ:10か月乳児の神経学的評価に呈する反射

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