日齢21の新生児。母子手帳の便色カードを見て、便の色が薄いことに気付いた母親に連れられて来院した。在胎39週、出生体重2,800gで出生し、出生時に異常は指摘されなかった。完全母乳栄養である。体重3,200g。体温37.0℃。心拍数110/分、整。血圧80/40mmHg。呼吸数32/分。SpO2 98% (room air)。四肢を活発に動かしている。皮膚および眼球結膜に黄染を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は軽度膨満しており、肝を肋骨弓下に3cm触知する。腸雑音の亢進はない。患児の便の写真を別に示す。
母親への説明で適切なのはどれか。
正答率:66%
テーマ:便色カードより気づかれた閉塞性黄疸への説明