111I49

61歳の女性。乳がん検診のマンモグラフィで異常を指摘されたため来院した。左右の乳房に腫瘤を触知しない。乳房超音波検査で不整形、境界不明瞭で内部に点状の高工コースポットを伴う低エコー領域を認める。マンモグラム(A〜C)を別に示す。

次に行うのはどれか。

FDG-PET
乳房MRI
胸腹部CT
経皮的針生検
骨シンチグラフィ

解答: d

111I49の解説

検診で異常を指摘された61歳の女性。乳房超音波所見(不整形、境界不明瞭の低エコー域、内部高エコー)とマンモグラフィ(Aは正常、BとCにて不均一な石灰化あり)の所見とを合わせ、乳癌を疑う。
a・e 癌の転移は評価できるが、乳癌自体の診断には向いていない。
b・c リンパ節転移等、広がりの評価はできるが、乳癌自体の診断には向いていない。
d 正しい。確定診断には経皮的針生検を行い、組織診断とする。

正答率:96%

テーマ:乳癌でマンモグラムの次に行う検査

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