111H38

胸部エックス線写真を確認して初期対応を行い入院となった。

この患者に手術を勧める根拠となるのはどれか。

SpO2
既往歴
喫煙歴
性別
年齢

解答: b

111H38の解説

手術適応のある気胸は、①再発性気胸、②両側性気胸、③血気胸、④気漏持続例、である。
a 気胸であればSpO2が低下するのは必定。これだけでは手術を勧める根拠とならない。
b 正しい。既往歴によると、16歳、18歳時にも同様の症状があり、反復性の気胸と分かる。①に該当し、これが手術を勧める根拠となる。
c 手術を勧める根拠とはならないが、もちろん禁煙を勧める。
d・e 若年男性に好発するが手術を勧める根拠とはならない。

正答率:95%

テーマ:【長文2/2】再発性気胸の患者に手術を勧める根拠

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