111A44

80歳の男性。右胸部の疼痛を伴う皮疹を主訴に来院した。2日前から症状を自覚していた。昨日から次第に悪化し、今朝衣服に浸出液が付着していることに気付いたため受診した。右胸部の写真を別に示す。

適切な治療薬はどれか。

メロペネム
バラシクロビル
オセルタミビル
フルコナゾール
レボフロキサシン

解答: b

111A44の解説

画像より、帯状疱疹の診断。水痘帯状疱疹ウイルスの再活性化によるものであり、神経の走行に沿った皮疹と疼痛とが特徴的だ。
a・e 抗菌薬である。
b 正しい。水痘帯状疱疹ウイルスにはバラシクロビル、ないしはアシクロビルが有効。
c 抗インフルエンザ薬である。
d 抗真菌薬である。

正答率:94%

テーマ:帯状疱疹の治療薬

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