111A10

胸膜プラークについて正しいのはどれか。

葉間胸膜に好発する。
胸膜中皮腫の発生母地である。
胸膜切除術が第一選択である。
石綿曝露歴があったことを示す。
飲酒が発症のリスクファクターとなる。

解答: d

111A10の解説

a 壁側胸膜に生じる。
b 胸膜プラークを母地に胸膜中皮腫は発生しない。
c bに示したように胸膜プラーク自体は悪性腫瘍を発生させないため、治療対象とならない。
d 正しい。石綿曝露によってのみ胸膜プラークは発生するため、その曝露歴の指標となる。
e 石綿曝露が発症のリスクファクターとなる。飲酒は関係ない。

正答率:45%

テーマ:胸膜プラークについて

フォーラムへ投稿

関連トピック

なし