110H29
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56歳の男性。四肢の筋けいれんを主訴に来院した。炎天下で道路工事をしていた。午後になり、気分不快とふらつきが出現し、四肢に筋けいれんが生じるようになってきたため同僚に付き添われて受診した。朝から尿が出ていないという。意識レベルはJCS I-2。体温37.2℃。脈拍100/分、整。血圧104/70mmHg。呼吸数18/分。皮膚、口腔粘膜、舌および腋窩は乾燥している。頸静脈の虚脱を認める。血液生化学所見:総蛋白8.3g/dL、アルブミン4.5g/dL、血糖98mg/dL、尿素窒素46mg/dL、クレアチニン2.0mg/dL、尿酸7.8mg/dL、Na 138mEq/L、K 4.8mEq/L、Cl 98mEq/L。
治療として適切なのはどれか。
血液透析
ドパミン投与
フロセミド投与
生理食塩液点滴
重炭酸ナトリウム投与