110B13

治療Aと治療Bとの比較を目的としたランダム化比較試験〈無作為比較対照試験〉を行った。割付と実際の治療人数の表を示す。
intention to treat〈ITT〉で2つの治療を比較するときに、治療Aと治療Bの人数の組合せで正しいのはどれか。
治療Aを実際に行った 治療Bを実際に行った 治療開始前に死亡した 合計
治療A割付 110人 15人 4人 129人
治療B割付 6人 115人 0人 121人
合計 116人 130人 4人 250人

治療A 治療B
110人 --------- 115人
114人 --------- 115人
116人 --------- 130人
125人 --------- 121人
129人 --------- 121人

解答: e

110B13の解説

intention to treat解析では、割付時の人数で分析を行う。すなわち、脱落者ももともとの割付に含めて考えるべきである。
a〜e 実際に行わなかった者、死亡した者まですべて含めるため、eが正しい。

正答率:48%

テーマ:intention to treat〈ITT〉で比較する人数設定

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