109I77

20歳の女性。浮腫を主訴に来院した。2週前から咽頭痛と発熱とがあり自宅近くの診療所を受診し、扁桃の腫大と滲出とが認められたため扁桃炎として治療された。数日前から顔と下肢の浮腫が出現し増悪してきたため診療所を受診し、精査のため紹介されて受診した。これまでに健康診断で異常を指摘されたことはない。脈拍88/分、整。血圧158/74mmHg。尿所見:蛋白2+、潜血3+。
この患者で認められる可能性が高いのはどれか。2つ選べ
C3低下
IgE高値
ASO陽性
抗CCP抗体陽性
抗リン脂質抗体陽性

解答: a,c

109I77の解説

扁桃炎の前駆(おそらく溶連菌感染)があり、その後潜血メインの腎障害が出現したため、溶連菌感染後急性糸球体腎炎〈PSAGN〉を考えたい。
a 正しい。補体は低値となる。
b 免疫グロブリンは変化しない。
c 正しい。溶連菌に対する抗体である。
d 抗CCP抗体は関節リウマチで陽性となる。
e 抗リン脂質抗体は抗リン脂質抗体症候群で陽性となる。

正答率:91%

テーマ:溶連菌感染後急性糸球体腎炎〈PSAGN〉の検査所見

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