「首を前に倒すようなけいれん様発作」はシリーズ形成と呼ばれる、West症候群〈点頭てんかん〉のキーワードである。また、「白斑」や「脳室周囲の石灰化」といったキーワードからも、結節性硬化症の診断は可能である。 a 読み違え注意。結節性紅斑はBehcet病やHansen病などでみられる。 b 正しい。上記の通り。 c Sturge-Weber病では脳溝に沿った石灰化をみる。また、三叉神経領域の血管腫や牛眼による緑内障をみる。 d 小脳や腎の血管芽腫をみる。 e 下位運動ニューロンに限定した神経障害をみる。