109I21

脳梗塞に対してt-PA〈tissue plasminogen activator〉による血栓溶解療法を行う際に、事前に確認する必要がないのはどれか。
血小板数
頭部単純CT
動脈血ガス分析
頭蓋内出血の既往歴
PT-INR〈prothrombin time-international normalized ratio〉

解答: c

109I21の解説

t-PAは記載にあるように、血栓溶解薬。つまり、出血しやすい状況にある場合、投与により出血を助長するためNGとなる。「1か月以内の脳梗塞既往」「21日以内の消化管出血」など細かなルールは存在するも、動脈血ガス分析が出血傾向を評価するものではない、ということが分かれば本問は正答可能。
a 血小板数が10万以下では適応外となる。
b 広範な虚血や正中偏位がある場合、出血性脳梗塞では適応外となる。
c 誤り。動脈血ガス分析で判明する項目でt-PA適応に関わるものはない。
d 頭蓋内出血の既往がある場合は適応外となる。
e PT-INR≧1.7では適応外となる。

正答率:87%

テーマ:脳梗塞に対するt-PA治療の事前に確認すべきこと

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