ピロリ菌への感染はすでに判明している。明確な自覚症状がないため、ピロリ菌の除菌は保険適用とならないことに注意。 a 上記のように、ピロリ菌の存在のみでは除菌の適用とならない。 b・e すでに感染は確定しており、さらなる精査は不要。 c ペプシノゲンは胃炎(増加する)や萎縮(低下する)の指標とはなるも、診断には向かず、現時点で実施の意味はない。 d 正しい。自覚症状のない患者に上部消化管内視鏡検査、というのはいささか選択に勇気がいるが、人間ドックと思えば実施に問題はない。内視鏡で病変が見つかった場合、除菌適用となる。