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108I62
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17歳の男子。1か月前に左眼部に野球のボールが当たり、複視が消失しないため来院した。上方視をさせた時の写真を別に示す。
眼球運動障害の原因となっている筋はどれか。
a
上直筋
b
下直筋
c
内直筋
d
外直筋
e
上眼瞼挙筋
解答: b
108I62の解説
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100A13
と同一画像。眼窩吹き抜け骨折の診断である。当時は診断を問うたが、本問では原因となる筋肉が問われており、上直筋か下直筋かで悩む。一種の日本語の問題でもあり、誤解してしまい失点した受験生もいたようだ。とはいえ、真に吹き抜け骨折の病態が分かっていれば誤解はしないはずであり、良問に感じる。
a~e 上方視をさせているにもかかわらず、左眼がおいついてこない。ゆえに左眼を上転出来ないためaの上直筋を選んでしまう気持ちもわかる。だが、それは誤り。眼窩吹き抜け骨折の病態は、下直筋の眼窩下壁嵌頓である。それゆえ、上直筋がいくら頑張っても、眼を上転することができなくなってしいまう。ゆえにbの下直筋が正しい。
正答率:82%
テーマ:眼窩吹き抜け骨折で眼球運動障害の原因となる筋
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