a ①では表皮と真皮の間にIgAの沈着がみられる。線状IgA水疱性皮膚症の所見。 b ②では真皮乳頭にIgAの沈着がみられる。(Duhring)疱疹状皮膚炎の所見。 c ③では真皮に存在する血管壁に沿ってIgAの沈着がみられる。IgA血管炎〈Schenlein-Henoch紫斑病〉〈アナフィラクトイド紫斑病〉の所見。 d ④では表皮細胞間にIgGの沈着がみられる。天疱瘡の所見(表皮上層メインであれば落葉状、表皮全層に及んでいれば尋常性)。 e 正しい。⑤では表皮と真皮の間にIgGの沈着がみられる。水疱性類天疱瘡の所見。