108H36

この患者の血液検査所見として最も考えられるのはどれか。
ALP高値
尿酸高値
白血球減少
プロトロンビン時間短縮
間接型優位のビリルビン高値

解答: a

108H36の解説

a 正しい。ALPは胆道系酵素であり、本病態で上昇する。
b 尿酸高値にて尿路結石は出現しうるが、胆石症はみない。
c 炎症により白血球数は増加する。
d 黄疸が出現しており、胆汁うっ滞があると考えられる。その場合、ビタミンKが十分に吸収されず、プロトロンビン時間は延長する。
e 胆汁うっ滞が予想されるため、直接型優位のビリルビン高値をみる。

正答率:84%

テーマ:【長文2/2】急性胆嚢炎の血液検査所見

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