108H30

50歳の女性。不眠を主訴に来院した。寝床に入っても何時間たっても眠れないのがつらいと訴える。一方、ソファでテレビを見ているとウトウトすることがある。睡眠がとれた翌日は気分もよく趣味を楽しむことができる。
この患者への指導として適切なのはどれか。
「昼寝をしてください」
「寝床で本を読んでください」
「起床時間を遅くしてください」
「早めに寝床に入ってください」
「眠れない時は寝床から出てください」

解答: e

108H30の解説

不眠症(入眠困難)への指導についての出題。
a 昼寝をしてしまうと、夜に眠りにくくなってしまう。
b 寝床で睡眠以外のことを行うのは避けるよう指導する。
c 起床時間は毎朝一定にしたい。
d 眠くなってから寝床に入るようにすべき。
e 正しい。b・dで示したように、眠れないのに寝床に居続けるのがよくない。

正答率:92%

テーマ:不眠症への対応

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