28歳の男性。発熱と皮疹とを主訴に来院した。体温36.7℃。耳の後ろから顔、上半身にかけて丘疹性紅斑を認める。左頸部に圧痛を伴う径2cmのリンパ節を触知する。風疹と診断して頓服の解熱薬を処方し、自宅での安静を指示した。午後電話があり、明日どうしてもはずせない仕事があるので会社に行ってもよいかと相談を受けた。
本人であることを確認した後の回答として適切なのはどれか。
「保健所と相談してみます」
「ご自身で判断してください」
「出勤しないで自宅で療養してください」
「会社の産業医の許可をとってから出勤してください」
「男性ばかりの職場であれば出勤してもらって結構です」