108B35

経尿道的内視鏡手術の適応はどれか。2つ選べ
腎細胞癌
筋層非浸潤性膀胱癌
局所限局性前立腺癌
尿道狭窄
尿道カルンクル

解答: b,d

108B35の解説

a 経尿道的に腎臓までは到達できない。
b 正しい。筋層非浸潤であれば、経尿道的膀胱腫瘍摘除術が適応となる。
c 前立腺癌は前立腺の辺縁域から発生するため、経尿道的にアプローチできない。移行域から発生する前立腺肥大症〈BPH〉であれば可能。
d 正しい。内視鏡下にて狭窄部を切開し、拡張することが可能。なお、経尿道的内視鏡手術の合併症として、尿道狭窄は知られているため、混同しないように。
e 尿道カルンクルは外尿道口付近にできる良性腫瘍。内視鏡ではなく、直視下の切除が有効。

正答率:71%

テーマ:経尿道的内視鏡手術の適応となる疾患

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