107I7

拡張型心筋症と虚血性心筋症の鑑別に最も有用な検査はどれか。
冠動脈造影
心エコー検査
Holter心電図
安静時心筋血流SPECT
血漿脳性ナトリウム利尿ペプチド〈BNP〉測定

解答: a

107I7の解説

拡張型心筋症〈DCM〉と虚血性心筋症〈IC〉との違いが問われている。
a 正しい。DCMでは冠動脈狭窄がないが、ICでは冠動脈狭窄をみる。
b 双方とも壁運動の低下をみる。
c 不整脈の出現を拾うことができるが、DCM/ICともに特徴的な所見は呈さない。
d ICでは心筋の虚血を拾える可能性もあるが、aに精度の点で劣る。
e 両者ともに心不全を呈すると、BNPは上昇する。

正答率:63%

テーマ:拡張型心筋症〈DCM〉と虚血性心筋症の鑑別に有用な検査

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