107I8

高齢者の高血圧症の特徴はどれか。
拡張期血圧が高い。
血圧の日内変動が小さい。
起立時に血圧が上昇しやすい。
脳血流の自動調節能が低下している。
降圧薬の投与で脳血管障害の発症は減少しない。

解答: d

107I8の解説

a 収縮期血圧が高く、拡張期血圧は低い。ゆえに脈圧が増大する。
b 血圧の日内変動が大きい。
c 起立性低血圧をきたしやすい。
d 正しい。脳血流の自動調節能が低下するため、脳出血や脳虚血を呈しやすい。
e 降圧薬の投与で脳血管障害の発症率は減少する。そもそも本選択肢が正しければ降圧薬の意味がなくなってしまう。

正答率:88%

テーマ:高齢者の高血圧症の特徴

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