107I32

四肢の脱力と感覚障害とを訴える患者の頸椎MRIのT2強調矢状断像を別に示す。
考えられるのはどれか。2つ選べ
髄膜腫
神経膠腫
視神経脊髄炎
脊柱管狭窄症
椎間板ヘルニア

解答: b,c

107I32の解説

画像ではC2~C6脊髄内に高信号域がみられる。
a 髄膜腫は髄外に生じる。
b 正しい。神経膠腫は髄内に発生する腫瘍である。
c 正しい。視神経脊髄炎も髄内の疾患である。特に3椎体を超える病変であることが特徴的である。
d・e これらは画像上、指摘できない。

正答率:73%

テーマ:頸椎MRIからの神経膠腫または視神経脊髄炎〈NMO〉の診断

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