107B35

胎児期から新生児期にかけての循環生理で正しいのはどれか。2つ選べ
臍帯静脈血は臍帯動脈血より酸素分圧が低い。
静脈管の血流は左心房に流入する。
卵円孔は胎児期には右 → 左シャントである。
肺血管抵抗は出生後、急速に上昇する。
動脈管は出生後、血中酸素分圧の上昇に反応して収縮する。

解答: c,e

107B35の解説

a 臍帯静脈血は臍帯動脈血より酸素分圧が高い。
b 静脈管の血流は右心房に流入する。
c 正しい。卵円孔で右→左シャントをし、左心から大循環へ流れ出る。
d 肺血管抵抗は出生後、急速に低下する。それにより肺血流が増加する。
e 正しい。動脈管は血中酸素分圧の上昇に反応して収縮し、およそ半日で自然閉鎖する。

正答率:89%

テーマ:胎児期から新生児期にかけての循環生理

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