106I18

腰椎椎間板ヘルニアでL5神経根が圧迫され、同側下肢の筋力低下がみられた。
障害されると考えられる動作はどれか。
股関節屈曲
股関節内転
膝関節伸展
足関節背屈
足関節底屈

解答: d

106I18の解説

L5神経根はL5/S1の椎間孔から出るが、ヘルニアの部位はL4/L5であり腰椎椎間板ヘルニアで最多である。L4/L5ヘルニアでは長母趾伸筋と前脛骨筋が麻痺となる。
a 作用筋は腸腰筋である。L2〜L4から出る大腿神経支配。
b 大内転筋と長内転筋による。
c 大腿四頭筋による。大腿神経支配。
d 正しい。前脛骨筋や長趾伸筋による。
e 腓腹筋やヒラメ筋による。これらは脛骨神経支配である。

正答率:84%

テーマ:L5神経根圧迫の腰椎椎間板ヘルニアで障害される動作

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