106D2

腎不全患者の治療中の写真を別に示す。
この治療法について正しいのはどれか。
塩分制限を必要としない。
週3回の通院が必要である。
合併症として腸閉塞がある。
導入患者数は著しく増加している。
治療液のカリウム濃度は5.0mEq/Lである。

解答: c

106D2の解説

腹膜透析〈PD〉の光景である。血液透析〈HD〉と比較した場合の特徴や注意点について問われている。
a PDの塩分制限はHDよりも緩いが「必要としない」は言い過ぎである。
b PDでは月1回程度の通院でよく、HDでは週3回程度の通院が必要である。
c 正しい。PDの合併症として腹膜硬化による腸閉塞がある。
d PDの導入患者数は減少しており、HDは増加している。
e カリウムは透析により除去したいものの1つであり、治療液にカリウムは含まれない。

正答率:86%

テーマ:腹膜透析(写真から判別)について

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