106D3

腰椎穿刺で得られた検体の写真を別に示す。
この疾患の治療に使用すべきなのはどれか。
抗菌薬
解熱鎮痛薬
免疫抑制薬
脳圧降下薬
抗悪性腫瘍薬

解答: a

106D3の解説

濃黄色の脊髄液がひけている。細菌感染症(髄膜炎)を疑う。
a 正しい。細菌性髄膜炎に対して抗菌薬を用いる。
b 発熱もみられるだろうが、この選択肢では対症療法に過ぎない。
c 細菌性髄膜炎にステロイドを用いる場合もあるが、免疫抑制剤というとステロイド以外の薬剤も該当するため不適。
d 脳圧亢進もみられるだろうが、この選択肢では対症療法に過ぎない。
e 腫瘍ではない。

正答率:87%

テーマ:腰椎穿刺より判断できる細菌性髄膜炎の治療

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