105H22

47歳の男性。外来で病期IVの大腸癌と診断され、抗癌化学療法のため入院した。入院初日に医療面接を行った。
患者の発言で解釈モデルはどれか。
「風邪のときは近所の薬局で薬を買います」
「大腸癌は父親からの遺伝だと思っています」
「今まで病気という病気はしたことがないです」
「薬を飲んで体調が悪くなったことはありません」
「がん検診で便に血が混じっていると言われました」

解答: b

105H22の解説

a 自身の行為についての報告である。
b 正しい。大腸癌の原因は何か、自身の思い当たる節を述べており、解釈モデルである。
c 既往歴について述べている。
d 薬剤副作用の既往について述べている。
e がん検診で指摘された事実を述べている(大腸癌が発見されたきっかけなのであろう)。

正答率:96%

テーマ:患者の解釈モデル

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