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105H1
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ある集団で飲酒と肺癌の関係を調査した際、因果関係があるようにみえた。しかし、この集団では飲酒者の大半は喫煙者であり、非飲酒者の大半は非喫煙者であった。喫煙者の中でも非喫煙者の中でも、飲酒と肺癌に関連は認められなかった。
この調査において「喫煙」はどれにあたるか。
a
誤差
b
交絡因子
c
プラセボ効果
d
選択バイアス
e
測定バイアス
解答: b
105H1の解説
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飲酒者には喫煙者が多く、喫煙は肺癌のリスク因子である。すると一見、飲酒と肺癌は関係があるように見えるが、実際は無関係である。この調査において「喫煙」は疾病と要因の双方に関連する因子であり、交絡因子である。
a 誤差とは、測定や理論的推定などで得られた値と実際の値との差である。
b 正しい。上記の通り。
c プラセボ効果とは、実際の効用に関係なく、効き目のある薬剤を服用していると本人が思い込むことによって、病気がよくなる現象である。
d 選択バイアスとは、労働者と非労働者のように、調査対象集団を選択する際に生じる偏りである。
e 測定バイアスとは、測定者の数や特性により変動する偏りである。
正答率:97%
テーマ:交絡バイアスについて
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