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105E45
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22歳の女性。無月経と右下腹部痛とを主訴に来院した。体温37.8℃。脈拍104/分、整。血圧88/60mmHg。妊娠反応陽性。経腟超音波検査で子宮内腔に胎嚢はみられず、右付属器周辺に22mmの腫瘤陰影を認める。
この病態の原因となった可能性の高い性感染症はどれか。
a
細菌性腟症
b
腟カンジダ症
c
性器ヘルペス
d
クラミジア感染症
e
尖圭コンジローマ
解答: d
105E45の解説
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無月経と右下腹部痛とがある22歳の女性である。妊娠反応陽性であるが、経腟超音波検査で子宮内腔に胎嚢はみられず、右付属器周辺に22mmの腫瘤陰影を認めることから異所性妊娠が疑われる。
a・b 膣分泌所見に乏しく臨床像からも考えにくい。
c 性器ヘルペスでは接触部に有痛性の水疱が生じるはずであり、本例とは臨床像が異なる。
d 正しい。クラミジア感染症では卵管炎による異所性妊娠を合併しやすい。
e 尖圭コンジローマに特徴的な外陰部病変は認められず否定的。
正答率:95%
テーマ:異所性妊娠〈子宮外妊娠〉の原因となる性感染症
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