105D12

Fallot四徴症の乳児に多呼吸、不機嫌およびチアノーゼの増強を認めたときの対応として誤っているのはどれか。
酸素投与
胸膝位保持
β刺激薬投与
モルヒネ投与
アシドーシス補正

解答: c

105D12の解説

a 低酸素発作に対し酸素投与は有用である。
b 胸膝位を保持することで静脈還流量を増加させチアノーゼを軽減できる。
c 誤り。β刺激薬は心収縮力を増加させ右室狭窄をより増悪させてしまうため禁忌である。
d 低酸素発作に対し呼吸抑制目的でモルヒネ投与を行う。
e 低酸素発作によるアシドーシス補正は行うべきである。

正答率:83%

テーマ:Fallot四徴症〈TOF〉の無酸素発作時の対応

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