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105A5
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呼吸器感染症と原因菌の組合せで
誤っている
のはどれか。
a
肺膿瘍 --------- 黄色ブドウ球菌
b
院内肺炎 --------- マイコプラズマ
c
誤嚥性肺炎 --------- 嫌気性菌
d
重症市中肺炎 --------- レジオネラ菌
e
人工呼吸器関連肺炎 --------- 緑膿菌
解答: b
105A5の解説
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呼吸器感染症では分類により原因菌が異なり、そのため用いる抗菌薬も異なるために注意が必要である。
a 肺膿瘍では黄色ブドウ球菌などのグラム陽性球菌が原因菌となる。
b 誤り。院内肺炎では緑膿菌などが多い。マイコプラズマは市中肺炎の原因菌である。
c 誤嚥を繰り返す状態では、口腔内の嫌気性菌が気管に入り込むことで肺炎をきたしやすい。
d レジオネラは温泉や、加湿器など湿気の多い空間に存在し重症な市中肺炎を引き起こす。ニュースなどで温泉施設で発生したレジオネラ肺炎を聞いた者も多いだろう。
e 緑膿菌は人工呼吸器などの湿気の多い器具に繁殖しやすい。人工呼吸器を装着し続けている患者の肺炎の原因菌となる。
正答率:79%
テーマ:呼吸器感染症と原因菌
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