105A4

腎血管性高血圧症について正しいのはどれか。
左右腎静脈レニン活性〈PRA〉比が診断に有用である。
高齢者では線維筋性異形成が原因として最も多い。
全高血圧患者の約30%を占める。
高カリウム血症を合併する。
薬物治療が第1選択である。

解答: a

105A4の解説

a 正しい。患側ではレニン活性が亢進する。
b 高齢者では動脈硬化が原因として最も多い。
c 全高血圧患者の約1%を占める。
d アルドステロン上昇による続発性アルドステロン症により低カリウム血症を合併する。
e 腎血管性高血圧症の中でも、動脈硬化性のものは薬物療法が、線維筋性異形成には経皮経管血管形成術が第一選択となるため、一概には言い切れない。

正答率:84%

テーマ:腎血管性高血圧症について

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