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105A29
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68歳の女性。頸部腫瘤を主訴に来院した。この半年で6kgの体重減少を認めた。身長155cm、体重45kg。体温37.6℃。頸部と腋窩とに直径2cmのリンパ節を数個触知する。腹部造影CTで腹部大動脈周囲にリンパ節の腫大がみられ、頸部リンパ節生検で悪性リンパ腫と診断された。
病期はどれか。
a
IIA
b
IIB
c
IIIA
d
IIIB
e
IVA
解答: d
105A29の解説
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悪性リンパ腫の診断はついている。頸部と腹部大動脈リンパ節に病変が存在しており、横隔膜をまたいでいる。ゆえに病期はIII or IVである。この半年で6kgの体重減少を認めており、B症状があることから選択肢を絞り込もう。
a〜e 上記より、III or IVで、B症状のある選択肢が正しい。ゆえにdが正解である。
正答率:72%
テーマ:悪性リンパ腫の病期
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