104I64

6歳の女児。両頬が赤いことを主訴に来院した。数日前に37℃台の発熱があった。3日前から頬が赤くなり、上腕伸側と大腿前面にもレース様の紅斑を認めた。軽度の痒みがある。全身状態は良好である。
親への問診項目として重要なのはどれか。
父の職業
母の現時点での妊娠の有無
弟のワクチン歴
家族の膠原病の有無
家族のアレルギー疾患の有無

解答: b

104I64の解説

両頬が赤い6歳の女児である。発熱後に頬が赤くなり、上腕伸側と大腿前面にもレース様の紅斑を認めたことから、伝染性紅斑の診断である。
a 伝染性紅斑の原因はパルボウイルスであり、職業病ではない。
b 正しい。妊婦が感染した場合、児の胎児水腫をきたすことがあるため問診で聴取すべきである。
c パルボウイルスにワクチンはない。
d・e 伝染性紅斑は感染症である。

正答率:91%

テーマ:伝染性紅斑の問診

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