104G50

54歳の男性。皮疹を主訴に来院した。数か月前から頸部、前胸部および両上腕伸側に紅色皮疹が出現し、徐々に増数、拡大してきた。皮疹は圧迫で消退する。頸部から前胸部にかけての写真を別に示す。
行う検査はどれか。
頭部MRI
胸部エックス線撮影
腹部超音波検査
サーモグラフィー
ガリウムシンチグラフィ

解答: c

104G50の解説

写真ではくも状血管腫を認める。
a・b・d・e いずれも肝硬変の評価としては用いない。
c 正しい。肝硬変の進行により門脈圧が亢進し、くも状血管腫を呈している可能性があるため、肝臓の評価を行う。

正答率:96%

テーマ:肝機能障害に伴うくも状血管腫の検査

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