104G48

53歳の男性。会社員。連日深夜まで働いていたが、1か月前に脳出血をきたし片麻痺を生じた。歩行が困難である。一時は気が滅入りがちであったが、妻の励ましもあり現在は意欲的にリハビリテーションに取り組んでいる。仕事は休職している。
この患者の状態と対応する国際生活機能分類〈ICF〉の項目の組合せで誤っているのはどれか。
休職―――――――参加制約
脳出血―――――――個人因子
片麻痺―――――――機能障害
歩行困難――――――活動制限
配偶者の存在――――環境因子

解答: b

104G48の解説

1か月前に脳出血をきたし片麻痺を生じた53歳男性の、状態と対応する国際生活機能分類〈ICF〉の項目を評価していく。
a リハビリのための休職は、参加制約にあたる。
b 誤り。脳出血は疾患名であり、個人因子ではない。
c 片麻痺などの症候は、機能障害に分類される。
d 歩行困難により活動は制限される。
e 配偶者の存在などは環境因子に分類される。

正答率:63%

テーマ:国際生活機能分類〈ICF〉の項目の組合せ

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