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104G41
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39歳の男性。腹痛を主訴に来院した。10年前からたびたび腹痛発作で通院加療を受けている。来院時の腹部造影CT(A、B)を別に示す。
診断に有用なのはどれか。
3つ選べ
。
a
胃液検査
b
BT-PABA試験
c
pHモニタリング
d
経口ブドウ糖負荷試験〈OGTT〉
e
磁気共鳴胆管膵管撮影〈MRCP〉
解答: b,d,e
104G41の解説
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10年前から慢性的に腹痛症状を認める。腹部造影CTでは膵体尾部~膵頭部に石灰化を認めており慢性膵炎の所見である。
a 胃液検査は慢性膵炎の診断に有用ではない。
b 正しい。膵外分泌能を検査する。
c pHモニタリングは胃食道逆流症〈GERD〉に有用な検査。
d 正しい。膵内分泌能の低下による耐糖能異常の有無を確認する。
e 正しい。MRCPにて膵管の拡張や狭窄の程度を確認する。
正答率:80%
テーマ:慢性膵炎の検査
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