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104A38
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35歳の女性。3回経妊、2回経産。月経痛と過多月経とを主訴に来院した。子宮は硬く手拳大に腫大し、付属器は触知しない。CA125 150 U/mL(基準35以下)。骨盤部単純MRIのT2強調矢状断像を別に示す。
診断はどれか。
a
子宮筋腫
b
子宮体癌
c
子宮肉腫
d
子宮腺筋症
e
子宮内膜増殖症
解答: d
104A38の解説
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月経痛と過多月経がある35歳の女性である。子宮は硬く手拳大に腫大し、CA125高値である。骨盤部単純MRIのT2強調矢状断像にて子宮後壁に子宮筋層内の点状領域が描出されており、子宮腺筋症の診断となる。
a 子宮筋腫ではMRIにて境界明瞭な腫瘤影が描出されるはずであり、本例とは臨床像が異なる。
b・e 不正性器出血や子宮内膜の肥厚もなく、好発年齢や腫瘍マーカーからも考えにくい。
c 子宮肉腫にてみられる子宮内膜の出血や壊死もなく、腫瘍マーカー高値の説明もつかない。
d 正しい。上記の通り。
正答率:69%
テーマ:子宮腺筋症の診断
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