104A37

67歳の男性。凝血塊を伴う肉眼的血尿を主訴に来院した。膀胱内視鏡写真を別に示す。
この疾患で正しいのはどれか。2つ選べ
家族性発生が多い。
夜間頻尿を合併する。
扁平上皮から発生する。
染料と因果関係がある。
尿路で多中心性に発生する。

解答: d,e

104A37の解説

膀胱鏡ではこのような膀胱癌の診断に有効である。写真では、乳頭状の腫瘍を認める。
a 危険因子は芳香族アミンであり、遺伝性・感染性はないので家族性発生はしない。
b 膀胱刺激症状が現れることもあるが、基本的には膀胱癌の特徴は無症候性肉眼的血尿である。
c そのほとんどが移行上皮癌である。膀胱癌、尿管癌、腎盂癌はほぼ移行上皮癌である。
d 正しい。ベンジジンやナフチルアミンなどの芳香族アミンを含む顔料や染料が発癌物質であると考えられている。
e 正しい。 腎盂癌・尿管癌は、多中心性発生といって同時に複数個所に腫瘍が見られることがある。

正答率:86%

テーマ:膀胱癌について

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