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103I62
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3歳の男児。2週前からの咳と鼻汁とを主訴に来院した。咳は次第に増悪し、夜間に多くみられた。息を吸う間もなく連続して咳き込み、その後、急速に息を吸い込む。顔面に点状出血を認める。四種混合ワクチンは接種していない。
診断に最も有用なのはどれか。
a
末梢血リンパ球数
b
血清CRP値
c
胸部エックス線撮影
d
呼吸機能検査
e
気道過敏性試験
解答: a
103I62の解説
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3歳男児が咳と鼻汁とを主訴に来院した。顔面に点状出血を認めるほどの激しい咳嗽は百日咳に特徴的であり、四種混合ワクチンを接種していないことからも合致する。
a 正しい。百日咳はWBC上昇とCRP陰性が特徴である。
b CRP値は正常であることが多い。
c 一般に、胸部エックス線では明らかな所見はない。
d 激しい咳嗽がある時に正確な検査はできない。また、そもそも百日咳の診断に有用なわけでもない。
e 気道過敏性試験は気管支喘息の検査であり、本症例では有用でない。
正答率:85%
テーマ:百日咳の検査
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