103I52

53歳の男性。建設作業に従事している。朝から意味不明なことを言い、暴れるようになったため搬入された。日本酒で晩酌を20年間。1年前から食事を十分にとらず、酒量も増えて1升(1.8L)/日になった。昨夜も飲酒していた。頭部単純MRIのFLAIR像(A、B)を別に示す。
診断はどれか。
ペラグラ
低血糖発作
Wernicke脳症
一酸化炭素中毒
シンナー(トルエン)中毒

解答: c

103I52の解説

アルコール依存症と考えられる53歳男性。頭部単純MRIのFLAIR像では脳室周囲の高信号域を認め、Wernicke脳症の診断。
a ビタミンB3欠乏により、皮膚症状、消化管症状、神経症状をみる病態。
b 文字通り発作的に出現し、冷汗や動悸、けいれんをみる。「朝から〜暴れる」というエピソードは合致しない。
c 正しい。上記の通り。
d・e 一酸化炭素やトルエンに曝露された病歴がないため考えにくい。

正答率:98%

テーマ:Wernicke脳症の診断

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