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60歳の男性。顔面と上肢とのむくみを主訴に来院した。1か月前から、ワイシャツの首のボタンをかけるのが苦しくなり、時計バンドがきつくなった。家族から顔面のむくみを指摘された。喫煙は40本/日を40年間。顔面と両上肢とに浮腫を認める。両側頸静脈の怒張と胸部から上腹部にかけての静脈怒張とを認める。下肢に浮腫を認めない。
考えられるのはどれか。
肝腫大を認める。
胸部浅在静脈の血流は末梢に向かう。
超音波検査で下大静脈は拡大している。
Valsalva試験で頸静脈の怒張は軽減する。
下肢から輸液をすると頸静脈怒張は増強する。